サバ食文化の歴史
サバの食文化はかなり昔から日本に根付いています。
縄文時代の遺跡からサバの骨が出土しており、このような古い時代から食べられていたと考えられています。
沿岸部だけでなく、山に住む人々にも食べられていた形跡が残っているそうです。
また飛鳥時代にはすでに塩サバのような加工技術があり、保存性が向上し、全国各地に輸送されていたようです。
庶民から貴族まで幅広い人たちに食べられていたといいます。
迷信か?日本海側のサバ寄生虫はいない?
サバといえば、塩焼きや味噌煮、しめサバといった食べ方が一般的で、生で食べる文化はほぼありません。
これはサバは寄生虫がいることが多いことや、足が速いため生食に向かないからなのですが、日本海側や九州の一部では、サバを生で食べる文化があります。
日本海側でとれるサバは、食中毒の原因となるアニサキスが内臓から身に移りにくい為…ということらしいです。
私は福岡で生食用のサバを食べたことがありますが、普通に美味しかったです。
上述したとおりサバは足が速いので、産地から遠くなるほど食中毒のリスクは上がります。よってサバを生で食べたければ産地に行くことをおすすめします。
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