サバの選び方・食べ方

サバの選び方・食べ方

鯖(サバ)の選び方、名産地、有名店、養殖・漁業事情、おすすめの食べ方・献立などなど、「美味しいサバ」を食べるのに役立つ情報を紹介しています。

サバの食文化はかなり昔から日本に根付いています。縄文時代の遺跡からサバの骨が出土しており、このような古い時代から食べられていたと考えられています。沿岸部だけでなく、山に住む人々にも食べられていた形跡が残っているそうです。また飛鳥時代にはすでに塩サバのような加工技術があり、保存性が向上し、全国各地に輸送されていたようです。庶民から貴族まで幅広い人たちに食べられていたといいます。迷信か?日本海側のサバ...

サバは日本では定番の食材ですよね。色々な調理法があるので、頻繁に食べても飽きがこない魅力的な食材です。今回は、管理人おすすめのサバの美味しい食べ方BEST5を紹介します。第5位 竜田揚げサバの身を醤油だれに漬けて片栗粉をまぶして揚げた料理です。魚が苦手な子供でも喜んで食べてくれます。第4位 しめサバ脂の乗ったしめさばをつまみに、飲むお酒は最高です。最近は焼きしめサバ等も人気がり、意外と種類も豊富だ...

水煮、味噌煮、醤油煮など様々な種類の鯖缶が商品化されています。美味しいだけでなく、栄養価も高いので健康食品として人気も出てきました。どうせなら美味しく食べて頂きたいのでちょっとひと工夫した調理例をいくつかご紹介します。サバの水煮を使ったものブリの代わりに使って、サバ大根にトマトと煮込んで、ブイヤベース風煮込みにほぐした身を豆腐と混ぜて、豆腐ハンバーグに牛肉や豚肉の代わりに入れて、サバカレーにトマト...

サバをすっきり骨だけ残すマナー的な食べ方について解説しています。一般的に、サバは中骨の付いた二枚おろしの状態で出されることが多いので、以下の解説はその状態を想定したものです。サバの綺麗な食べ方出されたら、向きを変えたり裏返したりせず、出されたままの状態で食べるようにしましょう。ひっくり返すのはマナー的に良くありませんし、身が崩れる原因にもなります。基本的には、皮が上の状態で提供されますので、そのま...

塩サバやサバの味噌煮などはサバ料理の定番中の定番です。しかしこれらは比較的塩分が多いので、高血圧の方や健康志向の方は気になる方もいらっしゃると思います。そこで今回は、塩分を控えたい場合に、おすすめするサバの食べ方をご紹介いたします。減塩サバの味噌煮の作り方サバの味噌煮は塩分控えめに作りたい場合、煮るときに牛乳を使うことをおすすめします。牛乳を使うとコクが出るので、味噌が少なめでも十分美味しくなりま...

魚にも内臓が食べられないものと、食べられるものがいます。例えば胃や腸などの内臓が未発達なサンマのような魚に関しては、構造的に食べたものが内臓に残らず、綺麗なので内臓も食べられます。しかしサバは発達した胃や腸を持つ魚です。食べたものが内臓に残るので人体に有害な雑菌も多く、寄生虫がいることも多いので、「サバの内臓は食べてはいけない」が正解です。加熱しても駄目?サバの寄生虫として有名なアニサキスは60度...

魚の中にはフグやタラのように白子や卵が食材として扱われている種もいますよね。白子とは雄の魚の持つ精巣のこと。卵とはそのままの意味で産卵期の雌の魚がもつ卵のことです。当然サバにも白子や卵を持つ個体はいるわけです。そしてサバの白子も卵も食べることができます。ただしサバは足が速いので、釣ったばかりの新鮮なサバに限ります。サバの白子や卵の食べ方サバのお腹から傷つけないように白子と卵を取り出したら、日本酒に...

マグロやカツオのような大規模な回遊を行う魚というのは、長距離の遊泳に耐えられるよう、筋肉中に酸素を取り込みやすくする為の色素タンパク質が多く含まれています。この色素タンパク質は赤色をしており、これが多く含まれている魚は身が赤くなるので「赤身魚」というのです。そしてサバも同じく大規模回遊を行う魚ですので、この色素タンパク質が多く含まれており赤身魚に属します。サバはジューシーな印象が強いかと思いますが...

サバの味噌煮はサバ料理の定番ですが、メインの副菜であるサバの味噌煮に、もう一品、副菜を追加するとしたら何が合うのでしょうか。副菜案1:ほうれん草の白和えサバの味噌煮は味が濃いめなので、箸休めとしてさっぱりしたものがあるとより箸が進みます。定番のお浸しなども良いですが、少し手を加えて白和えを副菜にしてみると、見栄えもよくなり、まるでお店のような仕上がりになります。白和えの作り方…水切りした豆腐をすり...

「鯖の生き腐れ」という言葉があるくらい、サバは鮮度が落ちるのが早い魚です。サバに限らず、サンマやイワシ等の青魚は、自身が持つ消化酵素が他の魚より強いため、死ぬとすぐに腐り始めてしまうのです。そのため、サバを買うときは、他の魚以上に鮮度の良いものを買うように心がけましょう。鮮度の良いサバの見分け方。魚一尾の鮮度を見極める場合は、目が判断基準になることが多いです。しかし切り身の場合は目が無いので、身の...

国内の市場に出回っているサバは主にマサバ/ゴマサバ/ノルウェーサバの3種です。これら3種それぞれの旬の時期を見ていきましょう。グルクマ、二条サバと呼ばれるサバもありますが、これらは鹿児島と沖縄で限定的に流通しているものです。マサバの旬の時期は?マサバは最も脂が乗っているのが10月~2月頃です。10月~11月に取れるサバを「秋サバ」、12月~2月に取れるものは「寒サバ」と呼ばれています。この時期は、...

サバ科の仲間には様々な種類ががいますが、日本で主に食べられているサバに限れば、日本近海で取れる「ゴマサバ」と「マサバ」。外国から輸入されてくる「ノルウェーサバ」の3種ほど。これら3種は外見で判別ができますので、以下に特徴を書いていきます。マサバの特徴腹部が無地の銀白色となっており、黒っぽい斑点が散在するゴマサバとの明確な違いになっています。また体の横断面がゴマサバよりも平べったいという特徴がありま...

サバは、日本近海で大量に取れ、値段も安く美味しいことから、「大衆魚」として珍重される食材です。近年は天然のサバだけでなく、養殖のサバも広く流通するようになりました。養殖サバの特徴脂のりが良い養殖されたサバの特徴として、まずは脂乗りが良いことが挙げられます。これはサバに限らず、養殖魚全体に共通することですが、栄養価の高いエサをたっぷり与えられ、水流の弱い安定した環境であるため、良く肥えるのですね。刺...

サバの漁獲量の多い都道府県をご紹介します。平成27年(2015年)のデータを参考にしています。第3位:静岡県三重県でのサバの漁獲量は57,533tとなっており全国で3番目の漁獲量となっています。静岡県の焼津漁港と言えば、様々な魚が取れることで有名です。サバもその一つで、全国の10%のシェアを誇っています。第2位 長崎県長崎県でのサバの漁獲量は66,893tとなっており全国で2番目の漁獲量です。実は...

サバの値段と言っても、種類や産地によって値段は様々です。時期や品質によっても値段が変わります。有名ブランドの関サバともなれば、一匹1万円以上になることも珍しくありません。そこでここでは流通しているサバのうちかなりのウェイトを占めており、一年を通して値段が安定している、輸入品のノルウェーサバで比較してみます。比較するスーパーの対象は、都内に出店している有名なスーパー6社です。2017年時点での値段で...

サバは日本近海でとれたものもありますが、特にウェイトを占めているのがノルウェー産の鯖です。海外産より国産のほうが美味しいというイメージの人は多いと思いますが、このノルウェーのサバ、国産よりも美味しいと評する声も多いです。ノルウェーのサバは脂のりが良いノルウェー産のサバは国産のサバとは比較にならないほど脂が乗っています。この脂乗りの良さが美味しさの秘密でもあります。では、なぜこれほど脂乗りが良いので...

スーパーで切り身の状態で売っているサバは、「塩サバ」として売られているものも多いと思います。塩サバとは、サバにあらかじめ塩で味付けしてあるもので、何も味付けされていない普通のサバの切り身と区別されます。最初から塩味がついているので下味をつける手間がいらないのが魅力です。ただし鯖の味噌煮のように、後から塩以外の調味料で味付けするつもりなら、塩サバの利用は向きません。辛くなりすぎます・・・。もしも塩サ...

「サバフィレ」のフィレという意味は何かわからないという人が多いようなので、解説しておきます。フィレの語源「フィレ」とはもともとはフランス語の「Filet」の事です。「Filet」はフランス語では、「網」とか「ヒレ肉」の意味で使われます。元々「Filet」は「網」と言う意味でしかありませんでしたが、昔は、肉は串に刺したりして直接焼いていたものを、網で縛って焼いたことから、「ヒレ肉」の事も指す言葉とな...

サバの味噌煮、サバの竜田揚げ、サバの塩焼きなどは定番中の定番ですが、サバの刺身というのはあまり聞きませんよね。〆鯖(しめさば)のような形で食されることはありますが、塩や酢でしめずに食べても美味しいのでしょうか。サバは刺身でも食べられる一応サバも刺身で食べることもできます。例えば、九州地方には、サバの刺身を醤油、炒りゴマ、みりんと和える「胡麻さば※」と呼ばれる郷土料理がありますし※サバの一種ゴマサバ...

サバの塩焼きはサバ料理の定番ですが、メインの副菜であるサバの塩焼きに、もう一品、副菜を追加するとしたら何が合うのでしょうか。サバの主な栄養素ここでは副菜を栄養バランスという点を重視して考えていきましょう。文部科学省が公表している『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』の日本食品標準成分表(魚介類)で、焼いたマサバの切り身(可食部100g)に含まれる主な栄養素が確認できます。焼いたマサバ(可食部1...

魚の皮がどうも苦手という方は珍しくありません。食感や脂っこさが原因という場合が多いようです。どうしても苦手なら無理せず食べず残してしまってかまいません。栄養価の面から食べた方が良いのは確かですが、身にも十分含まれていますので、そこまで神経質にならずとも大丈夫でしょう。皮のはがし方残す場合は最初に皮をはがしてしまったほうが食べやすいと思います。背中の方の皮のはじを箸でつまんで、斜め下へ引っ張ると奇麗...

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