カレイのさばき方:五枚おろし
魚のさばき方は3枚おろしが一般的ですが、カレイは5枚おろしが基本です。
やったことがない方は「あんなに薄い身をどうやって5枚におろすの?」と不安になると思いますが、やってみると意外に簡単です。
ここでは、カレイの5枚おろしのやり方を分かりやすくご紹介します。
手順1.カレイのぬめりを落とす
ぬめりがあるとなかなかきれいにおろすことができませんので、あらかじめ取り除いておきましょう。
包丁を立てて身をしごいたり、塩で揉むとぬめりが落ちやすくなります。ぬめりが落ちたら、キッチンペーパーなどで水気をふき取っておきましょう。
手順2.カレイの頭を落として内臓を出す
胸の部分にあるヒレの後ろに包丁を入れて、頭を落としましょう。内臓をかき出して、流水で血合いをきれいに洗います。
手順3.中骨に沿って切り込みを入れて身を切り離す
カレイの身の中心には中骨がありますよね。包丁を立てて、この中骨に沿って切り込みを入れます。
今度は切り込みを入れた部分から外側に向かって身を少しずつはがしていきましょう。エンガワの部分との境目に切り込みを入れると4分の1の身がはがれます。
これをもう片側部分と裏面、合わせて3回同じ動作を繰り返せば完了です。これで表2枚、中骨、裏2枚の合計5枚になります。
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