枚?肩?変わったカニの数え方の由来とは・・・
冬になると本格的にカニのシーズンが到来し、お店に並ぶことも多くなってきます。その時期はカニを食べられる方も多いと思います。
そんなよく見かけるカニですが、少し変わった数え方をします。
そこで今回は、変わったカニの数え方の由来についてご紹介します。
カニの数え方
皆さんはカニをどのように数えるでしょうか。
一匹?一杯?一枚?一肩?実はどれも正解ですが、カニの状態によて数え方が違います。
まずは、生きているカニは、一匹、二匹と数えます。死んでしまったカニの場合は、一杯、または一枚と数えます。
また、一尾と数える場合もあります。つまり、自然界などに生息しているときは一匹と数えて、死んで商品となったときは一枚や一杯と数えるのです。
さらに、ちょっと特殊な数え方として、一肩と数える場合があります。
これは、カニを販売するときに、片方の足と肩をまとめた状態(半分に切った状態)のもの一肩と数えます。
また、胴体から切り離された足は、一本と数えます。
カニを杯と数える理由
諸説あるため定かではありませんが
- カニの銅は丸くて杯のような形をしていることから「杯」と数えたという説
- 江戸時代の漁師は、カニを桶単位で取引しており、桶を「杯」と数えた事から、そのままカニを「杯」と数えるようになったという説
などがあります。
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