カニの呼吸法は?陸上でも呼吸できるの?
カニは日本の全国に生息しており、さらに、海の底に生息しているものや、海岸や川で生息しているものなどその種類も豊富です。
そんなあちこちで生活しているカニですが、呼吸法はどうなっているのでしょうか。そこで今回は、カニの呼吸法についてご紹介いたします。
カニは何呼吸?
カニはいったいどうやって呼吸しているのでしょうか。実はカニはえら呼吸をしています。
えらによって、水に含まれる酸素を吸収して呼吸しています。
これは、深海に生息しているカニも、干潟や川で生息しているカニも同様です。
えら呼吸なのに陸上で生活できる理由は?
カニはえら呼吸のため、水分が無いと生きていけません。
ですが、種類によっては、水がほとんど無いところで生活しているカニもいます。
どうやって呼吸しているかというと、体の中に蓄えた水分を染み出しながら、そこに酸素を溶かし込み吸収しています。
そのため、少ない水分でも有効活用できるように、一度吸収した水分も循環させながら使用しています。
カニが泡を吹いている姿を見たことがあるかと思いますが、あれは、水分を何度も循環させているうちに、カニの分泌物と水分がまじり、濃度が高くなって、粘性が上がるため、泡の状態になるのです。
そのため、陸上で生活しているカニも水分が無いと生きてはいけません。
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