ホタルイカの産卵事情:身投げの理由・時間・場所について
春になるとホタルイカが美味しい季節になりますよね。ホタルイカは春の季語としても使われているくらい有名です。そんなホタルイカですが、皆さんはホタルイカの「身投げ」というものを聞いたことがあるでしょうか。今回は、ホタルイカの産卵や身投げについて紹介します。
ホタルイカの産卵事情
ホタルイカは、3月から5月にかけて産卵を行い、一回の産卵で、数千個~数万個の卵を産むとされています。
ホタルイカは、普段は、水深200m~700mに生息していますが、この時期のホタルイカは、産卵のため、浮上してきて海岸に押し寄せるのです。富山のホタルイカ漁はこの時期のホタルイカを漁獲します。
ホタルイカの身投げとは?
ホタルイカの身投げとは、上記の産卵のために海岸にやってきたホタルイカが、産卵を終えたり、または途中で力尽きて波にさらわれてしまったりして、海岸に打ち上げられる現象の事を、ホタルイカの身投げと呼ばれています。
見られる時間や場所
ホタルイカの身投げは、富山県の神通川や、早月川の河口付近で見られると言われています。時間は深夜から未明にかけてで、新月の日が良いとされています。
いかがでしたでしょうか?幻想的なホタルイカの身投げは、幻想的な風景で虜になる人もいます。
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