ホタルイカの躍り食いは寄生虫の危険あり?
イカはスーパーなどでよく見かける食材で、安くて美味しいので、日本人には大変人気のある食材です。イカの中でも、ホタルイカは独特のうま味があって人気です。そこで今回は、そんなホタルイカと寄生虫についてご紹介させていただきます。
ホタルイカの寄生虫
イカの寄生虫といえばアニサキスが有名です。アニサキスは生きたまま体内に入ると、胃や腸に穴を開けることもある、大変恐ろしい寄生虫です。ホタルイカにも寄生虫はいますが、実はアニサキスとは別の寄生虫になります。それは、旋尾線虫という寄生虫です。
旋尾線虫はホタルイカの5%程度に寄生していると言われており、生きたまま体内に取り込むと、下痢、嘔吐、皮膚爬行、腸閉塞を起こすと言われている、大変危険な寄生虫です。
ホタルイカの踊り食いは危険?
上記のように、ホタルイカには、旋尾線虫という寄生虫がいることがあるため、踊り食い等の生で食べる行為はリスクがあります。リスク承知で食べるのでなければ、躍り食いをすることはあまりおすすめできません。
もしどうしても生で食べたい場合は、冷凍保存してから食べるという方法があります。旋尾線虫-30℃で4日間以上、または-40℃で40分以上の冷凍すると死滅するので、生で食べる場合は冷凍してから食べるようにしましょう。旋尾線虫は死滅すれば体内に摂取しても問題ありません。
いかがでしたでしょうか?ホタルイカの踊り食いは大変危険なので絶対にやめましょう。
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