魚のうろこの栄養価:コラーゲンが豊富
魚のうろこというのは食べても美味しくないし、硬くて口触りも悪いので、普通下ごしらえの段階で処理してしまいますよね。
しかし魚のうろこに食べ物としての価値(栄養面・嗜好面)を見出すことはできないものなのでしょうか。
実は魚のうろこにも栄養価が
魚のうろこにはコラーゲンが豊富に含まれています。「コラーゲン」は肌のハリを保ったり、血管の強度や弾力を保つのに欠かせない成分です。
実際魚のウロコは全てが廃棄物扱いになるわけではありません。
例えば美容ドリンクの原材料を見てみると「フィッシュコラーゲン」や「魚由来のコラーゲン」と書かれていることが多いです。
これ実は魚のうろこから抽出されたものがほとんどなんですよ。
うろこにもしっかりとした価値があるのです。
うろこを取らない弊害
しかしそれでも家庭料理の場ではうろこの出る幕はほとんどないと言って良いです。
うろこというのは取らないと、食べる時に口当たりが悪くなるだけでなく、煮魚をする時などは味が染みこみにくくなるなど、その存在は基本マイナスでしかないのです。
うろこの食べ方
魚のうろこは料理において活躍する場は皆無かというとそうでもありません。うろこを食べるにはよく焼くか、よく揚げることです。しっかり火を通せばパリパリと煎餅のように食べられます。
うろこの食べ方については、【魚のうろこは食べられるもの?必ず取るべきもの?】でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。
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