鉄分の多い魚の種類
健康な血液を作るためにも「鉄分」は欠かせません。基本的にどの魚にも鉄分は豊富に含まれていますが、特に多い種類となるとどんな魚になるのでしょうか。文部科学省の「食品標準成分表」をチェックしてみましょう。
鉄分を多く含む魚の種類
生だけでなく焼きなど調理済みのものも含め比較しました。ただ、純粋に魚の持つ鉄分を比較したかったので加工したもの(かまぼことか)は対象には入れていません。
その結果、100gあたりの鉄分の量が多い魚は以下の通りになりました。
◆100gあたりの鉄分量が多い魚(食品標準成分表調べ)
- どじょう(5.6㎎/100g)
- 焼きマイワシ(2.5㎎/100g)
- 焼きぶり(2.3㎎/100g)
- かつお(春獲れも秋獲れも同じ1.9㎎/100g)
- 焼きさんま(1.7㎎/100g)
ダントツで鉄分が多かったのは「どじょう(5.6㎎)」でした。
どじょうと言えば、新潟県の柳川鍋や東京都の舞子丼などが有名です。どじょうを食べる食文化がない地域だと中々手に入らないかもしれません。地元のお店にない場合通販を利用しましょう。
血合いは鉄分2倍!
またどんな魚にせよ、鉄分を多く摂りたいのなら「血合い」を一緒に食べることをおすすめします。
血合いというのは魚の背身と腹身の間にある濃い暗赤色の部分のことで、身の部分の2倍の鉄分が含まれています。
マグロやサバなどの赤身の魚に多いです。
血合いは生臭みが強く小骨も多いので、生で食べる場合廃棄されることが多いのですが、煮物や揚げ物にして食べると美味しいんですよ。
|
|