魚は痩せるのか:ダイエット効果や効果的な食べ方など
魚は漠然と「ヘルシーで栄養価が高いからダイエットに向いている」というイメージがありますよね。
実際それはその通りなのですが、食べ方を間違えると痩せるどころか太ることにもなりかねません。
魚がダイエットに向いている具体的な根拠や、どんなふうに食べれば効果が得られるのかは正しく知っておきましょう。
魚の油が体脂肪を減らす
肉の油は「飽和脂肪酸」と呼ばれ、食べ過ぎると中性脂肪が増える原因になります。
しかし魚の油には「DHA」と「EPA」という成分が豊富に含まれており、この成分は逆に中性脂肪の値を減らす作用があるのです。
実際京都大学が行った実験でDHAとEPAに体脂肪の消費を促進する働きがあることが明らかになっています。
参考文献:魚油摂取は交感神経を介して、「脂肪燃焼細胞」を増やす-「魚油」の効果で体脂肪燃焼を促す新メカニズムを解明
基礎代謝を上げ太りにくい体に
タンパク質は筋肉を作るのにとても大切な栄養素。不足すると筋肉量が落ちることで基礎代謝が低下し太りやすくなります。
そして魚はそんな事態を予防できる、低脂肪で良質なタンパク源。積極的な摂取と適度な運動を合わせると、太りにくい体を作ることができます。
魚は太りたくない、でも筋肉はつけたいという人にはうってつけな食材です。
ダイエット向きの魚
魚といっても種類は様々ですし、どれを食べたらいいのか迷いますよね。参考までにダイエットに向いている魚を3つ挙げておきます。。
- サケ:身の赤身成分「アスタキサンチン」に高い脂肪燃焼促進効果あり。
- サンマ:中性脂肪を減らすDHAが特に豊富。内臓まで食べられ全体的に栄養価が高い。
- アジ:カロリーが低く手に入れやすい。DHAも豊富。
効果的な食べ方
魚には様々な調理法がありますが、あまりカロリーが高くなる調理法は避けた方が良いでしょう。
刺身や焼き魚など調味料をあまり使わなくてもいい食べ方がおすすめです。
特に刺身は加熱で栄養分を損ねず摂取できるので、ベストな食べ方といえるでしょう。
煮つけや味噌煮などにする場合も、あまり味を濃くしすぎないよう気をつけましょう。
魚だけでなく野菜や海藻と一緒に食べることで、栄養バランスがとれ、腹持ちもよくなり、ダイエット効果が上がります。
|
|