生のウニで食中毒のリスクはある?
刺身やお寿司で人気があるため、ウニを生で食べる機会は多いでしょう。
いろいろな魚で食中毒が発生しているため、ウニは大丈夫なのか気になります。
魚介類全般に感染のリスクがあるのが腸炎ビブリオです。
ウニも例外ではないため、食中毒のリスクはあります。
腸炎ビブリオの感染経路
腸炎ビブリオは海水や海底の泥の中にいるため魚介類に付着します。
付着したままの魚介類を食べることで食中毒になるのです。
冷蔵庫から出した状態にしておくと、増殖するため注意が必要です。
腸炎ビブリオに感染した物を食べると、6~12時間後に下痢を引き起こします。
発熱や吐き気、嘔吐などを伴った症状が現れます。
食中毒の予防法
この腸炎ビブリオを予防するためにはいくつもの方法があります。
真水が苦手なので、購入した魚介はきちんと洗ってから調理しましょう。
調理に使用する包丁やまな板から他の食材に感染する可能性があるため、使用後の洗浄を徹底して下さい。
腸炎ビブリオは温度に弱いため、冷蔵庫で保存温度を4℃以下に保つと予防できます。
冷蔵庫では0℃から4℃に保てるチルド室を利用しましょう。
また加熱調理することも食中毒の予防につながります。
このように生のウニにも食中毒の可能性があるため、適切な温度で冷蔵庫で保存することが重要です。
腸炎ビブリオを増殖させないためにも、お店で購入したウニはすぐに冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫から出したら2時間以内に食べると、食中毒の予防につながります。
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