ウニにもアニサキスのような寄生虫はつく?
日本は魚介を寿司や刺身として生で食べることが多いため、食中毒の危険もあります。
一番有名な食中毒の原因が寄生虫によるものです。
サバやイカなど魚介類に寄生して人間にも被害をもたらすのがアニサキスという名前を聞いたことがあるでしょう。
ウニも生で食べる機会が多いため、この寄生虫が気になります。
ウニにもアニサキスのような寄生虫がつくのか、気になる疑問を調べてみました。
アニサキスとは
アニサキスは魚につく寄生虫の一種です。
寄生した魚介を、刺身など生の状態で食べると食中毒の原因になります。
激しい腹痛や吐き気、下痢など様々な症状を起こすため注意が必要とされています。
アニサキスは冷凍保存と加熱に弱い寄生虫なので、食中毒を予防する事は可能です。
ウニにつく寄生虫
この食中毒の原因になるアニサキスはウニには寄生しません。
しかし殻付きのウニに何か細長い虫のような物がついていることがあります。
これは線虫と言われる物ですが、アニサキスではありません。ウニに付く線虫は種類が異なります。
ただしアニサキスも同じ線虫の一種だから、細長い形状がとても似ています。
アニサキスと大きく異なる点は、人に寄生しないため健康被害がありません。
ウニに線虫がついていても慌てず、ピンセットなどで取り除き処分しましょう。
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