ウニとコレステロール
濃厚な味わいがウニの美味しさですが、コレステロールの高い食品だと言われています。
ここでは気になるウニとコレステロールの関係を詳しく調べてみました。
コレステロールはどんなもの
コレステロールは脂質の一種です。
主なコレステロールの働きは細胞膜の材料や、栄養分を分解する役割、筋肉を作るホルモンの材料になっています。
しかし脂肪分の多く含まれた食事を摂るとカロリーが過剰になるため、血液中のコレステロール値が高まります。
これによって血管が詰まり、動脈硬化を起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす恐れがあるのです。
つまりコレステロール値の高い食品を多く取り過ぎてしまうことが、様々な病気の原因になっています。
ウニのコレステロール値
ウニにはどれくらいコレステロールが含まれているのか調べてみました。
生ウニ100g当たりのコレステロールの値は290mgです。
魚卵はコレステロールの値が高くてすじこやキャビアなどは500㎎程度、生ウニはししやもと同じくらいの値です。
2015年に「日本人の食事摂取基準」からコレステロールの上限値は撤廃されています。
しかし健康診断でコレステロール値が高めと判断された方は摂取量に注意が必要です。
高脂血症の方のコレステロール摂取量の目安は1日300mg以下とされています。
コレステロール値が気になる方はバランスの取れた食生活とコレステロール摂取量の管理が必要です。
適度な運動を行って、生活習慣の改善を目指してゆきましょう。
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