サンマは何魚?青魚?白身魚?赤身魚?
青魚とは「体表が青光りしている魚(背部分が青みを帯びている魚)」の総称であり、同様の特徴を持つサンマは青魚のカテゴリーに含まれます。
青魚の例としては他にアジやイワシ、サバ、マグロ、カツオ、サワラなどがあります。
サンマは赤身魚
サンマは焼くと身が白く、生だと赤色をしていることから、サンマは赤身魚/白身魚どちらかかということを疑問に思う人もいるようですが、赤身/白身の定義は正確には身の色ではありません。
以下の解説を参考にしてください。
◆白身魚とは
いわゆる白身魚と呼ばれる魚は、エサを捕るときや危険が迫っているとき以外は岩礁や海底、砂地などでじっとしていることが多いです。赤身魚とは異なり、活動範囲が狭いので筋肉量が少なく、大量の血液やエネルギー源の脂肪を必要としません。そのため、「ミオグロビン」や「ヘモグロビン」といった色素たんぱく質の含有量が少なく、脂も少ない為柔らかくて淡白な味わいの白身となります。
◆赤身魚とは
赤身魚とは、季節によって定期的に移動している回遊性の魚のことです。方々を泳ぎ回っている赤身魚は白身魚とは異なり、持続力や持久力が必要となります。そのため、筋肉量も多く大量の血液が必要となり、「ミオグロビン」や「ヘモグロビン」といった色素たんぱく質の含有量が多く、歯ごたえがあり濃厚な味わいの赤身となるのです。
サンマは、広大な海の中移動し続ける回遊性の魚ですので、それなりの筋肉、つまり血液が必要です。
それにより加熱前の身は赤みを帯びており、赤身魚に属するといえます。
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