サンマの卵は美味しくない?
サンマの卵ってなかなか見かけないですよね?
もちろん他の魚同様に、サンマにも雌雄はあります。(見た目では分かりにくく、味も大して変わりません。)
ただ卵を持っているサンマが出回ることがあまりないというだけです。
子持ちのサンマがいない理由
日本におけるサンマ漁は7月末から秋終わりの11月頃がピークとなります。
この時期に水揚げしたサンマは生サンマとしてだけでなく、長期保存が可能な冷凍サンマとしても出荷され、1年通して消費されます。
そしてこの時期のサンマは「産卵に向けて栄養を蓄えている状態」なので、大抵卵は持っていないのです。
サンマの卵の味って?
ただサンマに関しては、卵持ちということにあまり価値がおかれていません。
卵を持ったサンマというのは身の栄養が卵に取られてしまうため脂は落ち、焼いた時に身がパサつきがちです。
またそもそも卵自体も粘りけがあって味もあまり美味しくありません。
まれに卵持ちサンマが紛れることもありますが、食べずに捨てるという人が多いですね。
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