サンマに穴?!原因のサンマヒジキムシとその害について
初夏のサンマは最高に脂が乗っているというわけではないけれど、相変わらず庶民にとって値段に違わずうまい魚には違いないでしょう。
でもサンマを選んでるときひじきみたいな紐みたいなのがくっついてる時はないでしょうか。
これはヒジキムシという名の寄生虫の可能性があります。
サンマヒジキムシとは
魚の寄生虫として有名なアニサキスは透明な紐状ですが、ヒジキムシは真っ黒でその名の通り太めのヒジキを思わせる色形になっています。
サンマヒジキムシは、サンマに幼虫の卵を産みつけるため、頭部をめり込ませるようにして張り付いています。知らないと海藻か何かがついてると勘違いするかもしれません。
7センチ程度まで大きくなります。
サンマのお尻からヒラヒラと飛び出していることもあります。
サンマヒジキムシの害は?
気持ち悪い寄生虫ではありますが、アニサキスと違い体内に取り入れたとしても、消化され、ただちに人体に影響はないようです。
ただしサンマの体表に寄生する寄生虫なので、そもそもうっかり食べてしまうということ自体考えにくいのですが・・・。
鮮魚店でも店頭に並ぶ前に取り除かれているはずですが、気分的に駄目だな、と思った場合交換してもらいましょう。
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