タラバガニの味や食感の特徴は?
ズワイガニや毛ガニは食べたことがあるけれど、タラバガニは食べたことが無いという方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、タラバガニの味や食感についてお話したいと思います。
味覚にかかわるタラバガニの成分
文部科学省が公表している『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』によると、タラバガニの可食部100gあたりに含まれる主成分の含有量は次のようになっています。
- 食塩相当量…0.9g
- 炭水化物…0.2g
- 脂質…0.3g
- グリシン…980mg
- アラニン…710mg
- グルタミン酸…1700mg
- アスパラギン酸…1100mg
タラバガニは、ズワイガニや毛ガニと比べて甘みやうま味の成分とされるアミノ酸の含有量がやや少なめです。
タラバガニは、大ぶりな身が楽しめるものの、味がやや淡泊と言われることが多いのはこのためでしょう。
タラバガニの食感
タラバガニは、身が引き締まっていてプリプリとしっかりとした食感という評価が多いですね。
タラバガニは、その姿かたちを見るとわかるとおり、甲や脚が大きくガッシリとしています。
オスは、大きなものだと、脚を左右に伸ばすと1m30cmにも及びます。
この大きな体を支えるためか、タラバガニは身がぎっしり詰まっているのでしょう。
上記はあくまで一般論です。味や食感については、個体差もあるでしょうし、鮮度や保存状態による差もあるでしょう。
百聞は一見に如かずということわざもありますし、食べたことが無いという方は、是非、ご自身の舌で確かめてみてください。
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