電子レンジで解凍はNG?イカが爆発する理由
イカを電子レンジで加熱すると、ボンという音と共に爆発してしまいます。電子レンジ本体に影響が及ぶほどのものではありませんが、爆発したイカは身がはじけて食べにくくなってしまいます。そこで今回は、なぜそうなるのか、そしてイカが爆発するのを防ぐ方法について解説したいと思います。
イカを電子レンジで加熱すると身が爆発する原因
電子レンジで食品が温まる原理というのは、マイクロ波によって水の分子を激しくぶつかり合わせることによって熱を発生させるものです。
そのため、イカを解凍や温める目的で電子レンジにかけると、イカの水分が加熱されて水蒸気になり、水蒸気になると体積が大幅に増えます。この膨張した水蒸気が皮と身の間に溜まると、行き場がなくなってやがて破裂してしまいます。
イカの爆発を防ぐ方法
ですから、イカを電子レンジにかける際は身に適度に切り込みを入れるとか、フォークや串で身を突いて小さい穴を開けるといった対策をとれば、爆発を防ぐことができます。
また、単に温めるだけならば電子レンジを使わず、オーブントースターにアルミホイルを敷いて加熱することでも、爆発させずにイカを温めることができます。
このように、イカが電子レンジで爆発する現象は、ちょっとした知恵で防ぐことができます。覚えておけばかなり役に立つ豆知識といえるでしょう。
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