アサリの貝殻の再利用法

アサリの貝殻の再利用法

酒蒸し、味噌汁、スパゲッティ・・・。秋はアサリの美味しい時季ですね。夢中で食べて、気が付けば目の前には貝殻の山が!

 

多くは捨てられてしまっているアサリの貝殻ですが、実は色々なことで役に立っています。貝殻には、どんな利用法があるのでしょうか?

 

 

土壌の改良に

アサリの貝殻には、炭酸カルシウムが多く含まれています。

 

焼いて粉末にした貝殻を土に混ぜると、成分が土に溶け出します。

 

そして、雨水や化学肥料の影響で酸性に傾いた土を、正常な状態に戻してくれるのです。

 

土が正常になると、植物の病気に対する抵抗力が強まるなどの効果があるため、植物が育ちやすくなります。

 

貝殻を肥料にするという話も聞きますが、栄養素はそれほど含まれていないため、植物への栄養肥料としての効果はあまりありません。

 

水槽内の水質調整に

水槽内の水は、魚の呼吸や糞、残った餌などで、酸性に傾きやすくなっています。

 

金魚などの淡水魚は、中性~アルカリ性の水質を好みます。

 

水槽に貝殻を少量入れておけば、炭酸カルシウムが溶け出し、水質をアルカリ性に変えてくれます。

 

インテリアやアクセサリーに

貝殻をきれいに洗って乾かし、紙や布を貼ったり色を塗ったりして使います。

 

風鈴やフォトフレーム、いろいろな形のオブジェを作って、インテリアに。ペンダントやストラップ、ブレスレットなどのアクセサリーに。

 

加工用の貝殻はネット販売などもされているので、気に入った物を見つけて購入しても良いでしょう。どこにも売っていない、自分だけのインテリアやアクセサリーを手に入れることができます。

 

家庭菜園などの土壌改良に貝殻を使う場合は、できるだけ細かく砕いた方が効果があるようです。火で焼いてハンマーなどで叩くと、簡単に粉砕できるそうなので、時間のある時に作っておくといいかもしれませんね。

<スポンサーリンク>
page top