トビウオの漁獲量が多い都道府県は?
トビウオと言えば水上を滑空するように飛ぶ性質で有名ですが、食用としても親しまれています。
ただトビウオは九州地方ではさかんに漁獲されているのですが、関東ではあまり漁獲されていません。
関東近海ではあまり獲れないからなんですね。九州や山陰地方での漁獲量が多い傾向にあります。
鹿児島県
鹿児島県はトビウオの漁獲量が日本一の県です。全国の7割以上のトビウオが児島県で漁獲されているほど、トビウオ漁が盛んです。
主な漁獲地域は、屋久島・佐多・与論島など。またトビウオは鹿児島県選定の「かごしま旬の魚(春)」にも選ばれています。
長崎県
長崎県はとれる魚種の豊富さでは全国1位と言われ、トビウオ漁も盛んに行われています。
特に平戸(長崎県北部に位置)周辺で行われるアゴ漁は有名で、秋になるとこの一帯にトビウオの大群がやってくるのです。
特にこのアゴを炭火で焼いた「焼きアゴ」は、長崎県の特産品として知られます。
島根県
島根県もトビウオ漁が盛んな県の一つです。島根県ではトビウオは昔から「夏を告げる魚」として親しまれており、県の魚にも指定されているほどです。
ちなみに島根県ではトビウオのことは「アゴ」と呼ぶのが一般的です。主にホソトビウオとツクシトビウオの2種が漁獲されます。
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