サザエの緑の部分は何?食べられるの?
サザエの身を貝殻から取り出したときに、緑色をした部分を見かけることがありますが、この部分は何で、また、食べることはできるのでしょうか。
緑の部分はサザエの卵巣
サザエの殻を割ったり、中身を引き出したりしてみると、殻の奥の方にある肝の先端の部分が黒っぽい緑色をしていることがありますが、これはサザエの卵巣です。
つまり、そのサザエはメスなのです。
オスであれば、この部分はクリーム色をしています。肝の先端の部分は「生殖腺」(せいしょくせん)と呼ばれる器官で、オスなら精巣、メスなら卵巣になります。
卵巣も精巣もいずれも食べることができます。
特に苦みがあるメスの卵巣が酒の肴に良いとして、好む人が多いです。
緑色をしていて少し気味が悪いし、苦いものはちょっととお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが
特にお酒好きの方なら試してみる価値はあると思います。ただし、肝の部分は特に傷みが早いので、新鮮なものを選んで食べるようにしてください。
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