ナマコとウミウシの違い・見分け方
釣りがお好きな方はもちろん、海で遊ばれる方もナマコに遭遇したことがあるかもしれません。
独特な楕円形をした海洋生物で、ある意味では可愛らしい姿でもあり人気があります。
さて、そんなナマコと同様に岩礁を生息地としているのが、ウミウシです。
こちらも独特な形、色をしており見分けがつかないという方もいるようです。
今回、ここではナマコとウミウシの違いを解説していきましょう。
ウミウシは貝の仲間?
ウミウシとナマコを見分ける最大のポイントは、薄くひらひらしており、さらには比較的色合いが派手である、ということです。
ウミウシは、貝類の仲間であり、「らさいもく」という種類に属しています。
ナマコは、棘皮動物に分類されていますので、もとの生態から違うわけです。
大きさが違う
ウミウシとナマコを見分ける場合、とにかく大きさが違う、体つきが違うのでハッキリと理解できるのではないでしょうか。
ウミウシは大きくてでも10センチ程度ですが、ナマコは大きければ30センチくらいになります。
また、赤黒く楕円形な形のナマコに対して、前述したようにウミウシは薄くひらひらしています。
ちなみに、ウミウシは肉食、草食といった食欲旺盛な生き物ですが、ナマコは砂から有機物を摂取している生態の違いがあります。
ぜひ、双方に興味を持ち、海洋生物を楽しく観察してみましょう。
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