深海に生息しているナマコについて
海遊びをしにいった時、浅瀬でナマコを発見したことがある方もいるでしょう。
基本的に、ナマコは泥砂底部分に棲息していますが、岩場ややや水深の深いところまで、さまざまな場所を生息地としています。
さて、そんなナマコなのですが、なんと深海を生息地としている物もいるのだそうです。今回、ここでは深海に棲んでいるナマコについて、紹介していきましょう。
深海に棲むナマコとは?
深海に棲むナマコのひとつに、「ユメナマコ」と呼ばれるものがいます。
水深300メートルほどのところをはじめ、なんと最高で6000メートルというマリアナ海溝レベルの深海にも棲息している、驚きの生態を持ったナマコとして知られています。
さらに、我々が普段見ている重くずっしりとしたナマコではなく、体は透明でひらひらしており、立ち泳ぎで移動するという、一見ナマコとは思えない生態をしているのです。
色は赤い
ユメナマコは、色が赤く海藻のような見た目をしています。
非常に目立つ色をしていそうですが、海中では暗闇にまぎれるため外敵に見つかりにくい、という利点があるようです。
やはり、海底の微生物を泥ごと食べており、1分くらいで食事を終えてしまうと言われています。
まだまだ、謎の生態に包まれているのが、ナマコという海洋生物なのです。
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