冷凍マグロの正しい解凍方法は?自然解凍はよくない?
マグロが冷凍される工程はご存じでしょうか?
水揚げ後に血を抜き、えらや内臓を取った後、マイナス60度の超低温で保存されます。
そのためマグロの品質を落とすことなく長期保存が可能なのです。
そして在庫にしておくことが可能のため、必要に応じて計画的に市場に安定して供給することができるのですね。
冷凍マグロについて
冷凍マグロは商社が大量に購入し、スーパーなどの小売店に卸して販売されるのが基本なようです。比較的安く手に入るのはその為なんですね。
冷凍マグロは、お店では「解凍」と明記され、刺身用として販売されています。これは水揚げの後、血抜きを行い、エラや内臓を取った後で冷凍されたものです。
品質保持の秘訣は、冷凍温度にあります。なんどマイナス60度!
この状態でマグロ漁船や冷凍運搬船、冷凍コンテナなどによって、大量に日本に運び込まれることで、新鮮さを維持しているのですね。
そしてこの保存法が大量の在庫の保持を可能にし、安定した供給に繋がるというわけです。
冷凍マグロの正しい解凍法
冷凍マグロの風味を損なわず美味しく召し上がるためには、急速に解凍することが大事です。
時間をかけすぎるとうま味や栄養分が流出してしまうので、色々損です。
そうならない為には温めた食塩水で解凍する方法がおすすめです。食塩水にはマグロの発色をうながしたり、旨みを閉じ込めたりする効果があるためです。
40度程度に温めた食塩水に冷凍のマグロを浸して5分程度待ちましょう。
マグロが赤く発色しだしたら、解凍が進んでいる証拠です。
5分たったら食塩水からだし、水気を取った後キッチンペーパーとラップで包み、冷蔵庫の中で1時間ほどかけて解凍させていきます。
1時間たったころには、冷え冷えの状態で解凍できて食べ頃になっていると思います。
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