臭み取りは万全!マグロの血合いの下処理方法
日本の食卓に欠かすことできない魚のひとつといえば、マグロです。刺身だけではなく、さまざまな調理方法で食べることができる魚ですが、生臭さを取り除くためには、血合いを処理する必要性があります。
しかし、血合いには、鉄分や必須アミノ酸、ビタミンB6なども豊富に含まれているために、取り除いてしまうのも、勿体ないといわれています。ここでは、上手なマグロの血合いの処理の方法を紹介します。
時間をかけて塩漬けする
マグロに限らず、魚の生臭さを除去するためには、塩漬けという方法が用いられます。塩をまぶすことにより、生臭みの元になる成分が水分と共に排出されるからです。
マグロの血合いの場合、塩漬けしてから1時間以上はバットに並べて放置しておきましょう。その後、流水でしっかりと洗い流し、拭き取ります。
臭みを取るために煮込む
塩漬けを経たマグロの血合いは、その後は塩を軽く振ります。さらに、数十分塩漬けを行った後、次は熱湯をかけておきます。
この状態で、調理をしても問題はありませんが、より生臭身を取りたい場合は、ショウガやネギ、またはニンジンなどの緑黄色野菜と煮込むと、それらの野菜が生臭身を吸収してくれます。
一手間加えるだけで、血合いも美味しく仕上がるので試してみましょう。
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