マグロの解体に使われる「鮪包丁」とは
マグロは大きいので解体などに使われる包丁がとても大きいのに驚いたことはありませんか。
「鮪包丁」と呼ばれる特殊なものです。日頃見慣れない「鮪包丁」とはどんなものかをご紹介します。
「鮪包丁」とは?
鮪などの大型の魚を解体するために特化された包丁を「鮪包丁」と言います。
和包丁の一種で出刃包丁に分類されます。
大きな魚を切る際に包丁を行き来させなければなりませんが、そのことによって包丁が傷むのを防ぐために元々大きな包丁が作られたものです。
また抵抗を少なくするためか細い包丁になっています。
解体する段階によってマグロは包丁を変える
また、マグロは大きな魚ですので、最初に解体する時に使う包丁とその後の「鮪包丁」をいろいろ変えていきます。
最初に解体する時に使う大きなものは150cmほどあり人の身長近い長さです。
長い刃は弾力性があり少し背の方に沿っていると言われています。
マグロ解体にはマグロ解体師認定級といった資格があり、一番上の1級で「マグロの基礎的な知識を持ち、様々な場面において、楽しく分かりやすくマグロの説明、口上を立てながら専用の長尺包丁を使用し豪快にマグロを解体することが出来るマグロ解体のプロフェッショナル」とあります。2級以上が正しい解体の技術を満たしている人となっています。「鮪包丁」を扱うには技術が必要ということですね。
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