鰹節削り器とは?使い方や選び方[買う前に読もう]
習字の時に墨をするようにも大工さんがカンナで木材を削っているようにも見える鰹節を削る姿ですが、鰹節削り器は本枯れ節を削る道具です。
今まさに鰹節削り器を買おうかどうしょうか迷っている方にお願いがあります。
まずは買う前にこの記事を読んでください。
鰹節削り器とは?
引き出しがある木製の箱に大工さんが使っている鉋が付いていて、本枯れ節を削る道具が鰹節削り器です。
引き出しの部分は桐で作られていて、鉋台が樫でできているものが多く、価格は2,000円くらいのものから何万円もするものまであります。
初めて使用した時には難しく感じることも少なくありませんが、鰹節削り器から削り出された鰹節には格別の風味を味わうことができます。
鰹節削り器の使い方
鰹節を削る時には、まず表面のカビを軽くふき取りましょう。
鰹節に付いているカビは無害なので軽くふくだけでよく、決して水洗いなどはしないでください。また、本枯れ節を削る時は頭の方から押すように削るのがコツです。
最初は粉になりますが、本枯れ節を寝かせて削っているうちに面が出来てくるので心配はいりません。
鰹節削り器を選ぶには
鰹節削り器の価格に差があるのはズバリ刃の材質と切れ味の違いです。薄くて長い削り節をつくるには刃の良いものを選ぶべきです。
また、外箱には防水や防虫効果のある桐でできているものがおすすめです。
切れ味が良いものは価格も高くなります。しかし、長年使用することを考えればそれも納得できるのではないでしょうか?
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