かつおだしと昆布だしの違い・使い分け
和食の基本となるだしの代表的な物の2つにかつおだしと昆布だしがあります。
それぞれにどのような特徴があるのかはご存知でしょうか。
今回はかつおだしと昆布だしの違いと使い分け方を紹介します。
かつおだしと昆布だしの違い
かつおだしと昆布だしの最も大きな違いはうま味成分です。
かつおだしは動物系のうま味であるイノシン酸がうま味の主成分です。
一方昆布だしは植物系のうま味であるグルタミン酸がうま味の主成分になっています。
また含まれている栄養素も異なります。かつおだしは、ナイアシンやパントテン酸といったビタミン類が豊富に含まれています。
昆布だしはカリウム、マグネシウム、ヨウ素といったミネラル成分が豊富に含まれています。
かつおだしと昆布だしの使い分け
かつおだしと昆布だしは作る料理の食材との相性で使い分けると良いです。
かつおだしは、昆布だしと比べて風味が強いため、だしが主役となる、うどんのつゆや野菜のおひたしや煮物と相性が良いです。
昆布だしは、素材の風味を活かした調理方法と相性が良いです。そのため肉や魚、豆腐といった幅広い食材の煮物などに活用できます。
かつおだしと昆布だしの違いと使い分け方を紹介しました、いかがでしたでしょうか。
この2つはうま味成分が異なりますので、料理や食材によって使い分けると良いです。
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