鰹節を削る為の道具をご紹介
最近はスーパーなどであらかじめ削られているかつお節を買ってくることが多いので、ご家庭にかつお節を削る機械が無いという方も多いと思います。
そこで今回は、かつお節削り器についてご紹介いたします。
どんな構造?
かつお節を削る道具は、大工さんが木を削るときに使うカンナとほぼ同じ構造です。
ただし、カンナの場合は、薄く削ったものは捨ててしまうため、受け皿がありませんが、かつお節削り器の場合は、削ったかつお節が下にたまるように、刃の下に箱状の空間があります。
メンテナンスが重要
かつお節削り器には刃がついているため、かつお節が削れにくくなってきたときには研ぎなおす必要があります。
素人では難しいので、専門の業者にお願いするのが容易でしょう。
切れ味が悪くなってくる、とかつお節が薄く削れずに、粉々になってしまいます。
そうすると美味しい削り節を作ることができませんので、刃の切れ味は大変重要です。
湿気は厳禁
刃についている、かつお節のくずや油分をを奇麗に取り除きます。この時濡らすのは厳禁です。
箱の中に残っているかつお節もきれいに取り除きます。
かつお節が残っていると虫が湧く原因になります。奇麗にした後は後は、湿気の少ないところで保管しましょう。
近年の削り器は電動式?
ちなみに近年のかつお節削り器はかなり進化しています。例えばかつお節をセットしてハンドルを回すだけで簡単にかつお節を削ってくれるものや電動のものもあるのです。
便利な世の中ですね。カンナで削るのに抵抗がある人も、こういったものなら気軽に試せると思います。
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