魚は種類によって旬の時期は違います。その為、より美味しい魚を楽しむには、その時旬の魚を選ぶことが重要です。というわけで今回は春夏秋冬の季節ごとの魚の旬を紹介します。春:3月~5月春に旬を迎える魚介類は、代表的なものとしてカツオ、マグロ、サザエ、ハマグリ、カンパチ、するめいか、イセエビ、もずくなどです。春が旬の魚の特徴としてはは、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれている点です。夏:6月~8月夏に旬を...
人類の基調なタンパク源である魚は、世界中で漁獲されていますが、漁獲量を国別にランキングにすると上位にはどういった国々が名を連ねるのでしょうか。中国:世界第一位の漁獲量世界最大の人口を抱える中国。1975年‐2015年までの漁獲量は累計7,938万トンという膨大な量に上ります。中国は養殖業での生産量も急激に伸ばしている国の一つですで、養殖の生産累計は2014年時点で年間7938万トンでした。これは世...
日本の漁業量は年々減少傾向にあるのでしょうか?それとも増加傾向にあるのでしょうか?国際的な漁獲制限で減少傾向?日本の漁業と養殖業の生産量は2017年現在に至るまで年々減少しています。1985年においては、漁業と養殖業の生産量が合計で1282万トンなのに対し、2010年には530万トンまで落ち込んでいます。これは資源保護の重要性が高まる中でに、国際的な漁獲制限がかけられたことが大きな要因です。獲れる...
日本の食料自給率は非常に低く、多くを外国からの輸入に頼っていると言われます。しかし魚介類の自給率はどうなっているのでしょう。海に囲まれ漁業には絶好の環境にあるのでやはりかなり高いのでしょうか。2010年(平成22年)時点では自給率は60%日本の魚介類の自給率は意外とそこまで高くありません。1960年(昭和35年)の自給率はおよそ110%と凄まじいものでしたが、平成27年度の魚介類の自給率は59%で...
日本の魚介類消費量は年々低下傾向にあります。何が魚食離れを引き起こしているのでしょう。消費される魚介の変化一般家庭で消費される魚介類の種類に変化が起きています。1965年(昭和40年)当時では、家庭で最も消費されていた魚はアジでした。しかし2010年(平成22年)までに、アジの消費量は激減し、イカやサバ、カレイやマグロ、サケなどの他の魚の消費量と同じかそれ以下に落ち込んでいます。若年層の魚離れ特に...
養殖漁業のメリットは思い浮かんでも、デメリットに関してはあまり考えたことがないかもしれません。でも実は養殖業にも割と深刻な問題点があるのです。今回は養殖漁業のメリットとデメリットをご紹介します。養殖漁業のメリット安定した収穫養殖魚のメリットはまず安定した収穫という点が挙げられます。天候や水温、その他様々な環境要因で漁獲量が全然違ってくる天然魚と違って、プールの中で一定の環境下で育てられる養殖魚は、...
今回はその養殖について、養殖方法や使用する餌など、養殖の基本情報を紹介します。使用する餌生餌生餌は、これまで最も一般的だった餌でした。魚そのものの切り身、一時期は真イワシを使っていました。大量に水揚げされた真イワシの切り身やすり身を、養殖する魚の餌にしていたのです。しかし、近年真イワシの捕獲量が少なくなったため、養殖業の餌の形態も変わってきました。モイストペレット(MP)モイストペレットは、生餌に...
国際的に資源管理の責任が問われるようになり、天然ものの漁獲に頼らない完全養殖のニーズが高まっています。養殖マグロには、養殖マグロと畜養マグロがありますが、いわゆる養殖マグロというのは完全養殖されたマグロになります。さて「完全養殖」と通常の養殖とではどのように異なるのでしょうか?畜養:すでに成長した魚を生け簀で育てる畜養とは、すでに成長して大きくなった魚を生け簀に入れて育てる手法のことを言います。マ...
資源保護の機運の高まりから、養殖業に力を入れる国が増えていますが、世界では主にどのような種類の魚が養殖されているのでしょうか。ブリ・ハマチ人気が高い養殖魚としてブリとハマチが挙げられます。漁獲量が年々減少していますがそれを補うように養殖が盛んになってきました。味が良くて料理での使い勝手の良さもあり、需要も高い魚の一種です。マダイマダイは北海道や沖縄を除いて日本各地に生息している魚です。縁起をかつい...
養殖魚とというのは生け簀で育てられた魚のこと、天然魚というのは自然から漁獲した魚のこと、というのは説明するまでもないでしょう。しかし同じ種類の魚でも天然ものと養殖ものではどういった違いが現れるのか知っている人は多くないのではないでしょうか。養殖魚の特徴養殖魚は狭いプールの壁(コンクリート)にぶつかることも多く、鱗の擦り切れや剥がれなどが目立ちます。鱗は食さないので味に影響はありません。自然の海や川...