日本の魚介類の自給率は?

日本の魚介類の自給率は?

日本の食料自給率は非常に低く、多くを外国からの輸入に頼っていると言われます。しかし魚介類の自給率はどうなっているのでしょう。海に囲まれ漁業には絶好の環境にあるのでやはりかなり高いのでしょうか。

 

 

2010年(平成22年)時点では自給率は60%

日本の魚介類の自給率は意外とそこまで高くありません。

 

1960年(昭和35年)の自給率はおよそ110%と凄まじいものでしたが、平成27年度の魚介類の自給率は59%でした。

 

一方で人口100万人以上の国の中で、日本は国民1人あたりの魚介類供給量は世界一となっています。

 

魚介類の自給率は60%ほどとはいえ、国民1人1人が魚介類を満足に食べられる環境は十分整っているということです。

 

それと横道にそれる話ですが日本の自給率は約40%と低いといわれますが、実はこれカロリーベースの数字です。

 

生産高ベースで見れば約66%と、実は他の国とそんなに大差ないのです。なのでそこまで心配する問題でもなかったりします。

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