魚の燻製の保存方法や保存期間について
食材は水分が多いと雑菌が繁殖します。ですから先に塩漬けで水分を抜いておき、燻してさらに水分を飛ばした燻製の魚は、かなり保存性が高いです。
逆にいえば保存期間はどれほど水分を飛ばしたかに左右されます。中途半端なら1週間程度で劣化が始まりますが、中までしっかり燻して水分を完全に飛ばした場合は数年単位で保ちます。
燻製というのはいわば保存食です。冷蔵庫がなかった時代にあみ出された先人の知恵なので、冷蔵庫が当たり前のようにある現代ではあまり縁が無い調理法かもしれません。
市販の魚の燻製の場合
最近の市販の燻製は実際は煙を使っておらず、香料や着色料などで燻製の色や香り、味を再現しているだけのことも多いです。
買った燻製が実際に燻製されているかは正直不明です。なので市販の魚の燻製の場合は、商品に書いてある保存方法と保存期間を守るようにしてください。
魚は燻製にしたとしても時間がたつと傷んでしまいます。食中毒になると怖いので、腐敗臭や変色のあるものは食べないようにしましょう。
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