ペット向きのフグの種類3種
まるっとした体つきにおちょぼ口、ヒレを小さくパタパタ動かし不器用に泳いでいる様は、実に愛らしく癒やされます。
その為ペットとしてフグを飼いたいという人はかなり多いです。
ただフグにも色々な種類がおり、一般家庭におけるペット向きの種となると限られてきます。
ペット向きのフグは?
大きさについて
まずトラフグのように数十cmにもなる大きさのフグは通常水槽での飼育に向きません。ペット向きなのはせいぜい10cm前後の種です。
海水フグか淡水フグか
また海洋性のフグの場合、人工海水の用意が必要になります。塩分濃度を成長過程に合わせて変えていかなければならない場合もあります。
一方で淡水のフグは人工海水の必要はないものの、全体的に気性が荒い傾向があり、他の魚との混泳には向かないと言われています。
こういった予備知識をふまえた上で、目的や各々の条件に合ったフグを探す必要があります。以下に適度な大きさで、ペットとしても飼いやすいフグの種類をまとめますので、参考にしてみてください。
アベニー・パファー
ペットとして最もポピュラーなフグといえばアベニー・パファーという淡水フグです。
体長2~3cmの小型のフグで、場所もとらず、飼育難易度も低めです。
野生では集団で生活しているので、複数飼いが可能です。
平均寿命は3年程度。
南米淡水フグ
体長7cmほどの小型のフグです。
淡水フグですが、例外的に温和な性格をしているので、他の魚との混泳も可能です。
平均寿命は5年程度。
ミドリフグ
ミドリフグも比較的飼育しやすいフグとして知られています。
大きさは平均10cm程度、大きくて15cmくらいになるので少々大きめの水槽が必要です。
海水フグなので、人口海水が必要になります。
平均寿命は5年程度。
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