フグとハリセンボンの違い

フグとハリセンボンの違い

ハリセンボンは、フグ目ハリセンボン科に分類される魚で、フグの一種ということになります。近縁の動物なので似ている部分も多いのですが、やはり細かな部分では色々と違いがあります。

 

 

ハリセンボンの特徴

体表がとげで覆われているのが最大の特徴で、危険やストレスを感じると体を膨らませ棘を逆立てます。ハリセンボンは世界で20種類ほどが確認されており、フグ科同様ペットとしても人気がある種もいます。

 

フグとハリセンボンの違い

歯の違い

フグとの大きな違いとしては、歯の本数と並び方が異なります。ハリセンボン科の魚は、歯の並び方が上下に1本ずつなのに対して、フグ科は上下に2本ずつ生えています。

 

毒性の違い

フグの仲間なので、体内や棘に毒があるのでは思われるかもしれませんが、ハリセンボンは毒を持ちません。毒がないので、皮や肝も食用になり、調理の為にフグ調理師免許は不要です。ただ卵は例外的に毒を持っているので、卵は廃棄されます。

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