フグに天敵はいるの?
フグはトトロドトキシンという超強力な毒を持っていることで有名です。
わずか1gでも500人相当分の致死量に達してしまう毒性と言われています
そんな危険な毒を持つフグを狙う生き物がいるのだろうか?という疑問は当然わきますよね。
フグの天敵は少ない
実際フグが持つ毒は人間以外のほとんどの生物にとっても有害で、好んで毒持ちのフグを食べようとする生物は多くありません。
野生の生物は、人間のように有毒部位と可食部位を分離するなんて器用なことはできませんから、
フグ毒に耐性がないのなら、食べないというのが唯一の選択肢なのです。
天敵はフグ自身?
逆にフグの毒に対して耐性がある生物なら、フグも捕食対象になります。
たとえばフグ自身は当然フグ毒に対して耐性がありますので、小型のフグ(クサフグやショウサイフグなど)は大型のフグ(サバフグやトラフグなど)に食べられてしまうこともあります。
また毒性の弱い稚魚のうちは、他の魚に食べられてしまうことも多いですね。
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