フグの体の骨格構造がすごい!自動車のボディにも応用!
素人が、骨格構造だけをみて魚の種類を判別するのはかなり難しいのですが、フグに関しては非常にわかりやすいです。
例えばハリセンボン科のフグの場合、ハリネズミのようなトゲトゲが網の目のようになった構造が特徴的ですし、ハコフグ(通称ボックスフィッシュ)の場合は、骨の形がほぼそのまま生前の姿なので、一目見てハコフグの骨格だとわかります。
骨だけになると本当に「箱」といった感じです。フグの骨格はまるでよく出来た工芸品のようなので、コレクションとして集めたがるマニアも少なくありません。
ハコフグの骨格を自動車のボディに応用!
ハコフグのまるで人口的に設計されたかのようなフォルムは、自動車のボディー形状の参考にもされています。ハコフグの形状は、内臓を守る骨盤が、進化を重ねて箱形に変化したもので、無駄のない完成されたフォルムになっています。
衝撃を吸収しやすく非常に丈夫なので、外的に襲われてもちょっとやそっとでは傷を負いません。つまりハコフグのフォルムを自動車のボディーの応用にすることは、搭乗者を事故等の衝撃から守ることに繋がるのです。
重量を大幅に軽減した上で、従来と変わらない同じ強度・安全性の実現が期待されています。
▼こちらがそのコンセプトデザイン
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