エビの泳ぎ方について
エビの水中での生活は、意外と知られていません。
中でもエビがどのような泳ぎ方をしているかは、知らない人が多いようです。
この記事ではエビの泳ぎ方について解説しています。
通常のエビの泳ぎ方
水中ではエビは脚を使って泳いでいます。エビには体をくねらせて水中を移動するイメージがありますが、そうではありません。
エビには体の前部にある長い脚の「前脚」と体の後部にある短い脚の「腹肢」の2種類の脚があります。
泳ぐときには体の後部にある短い脚の「腹肢」を主に使って泳ぎます。
体を伸ばしで、腹肢を犬かきのように軽やかに前後させながら水中を泳ぐのです。
また他生物に襲われた場合などの緊急避難時にはエビぞりのように飛び跳ね、急速に移動する場合もあります。
泳がないエビもいる?
エビは水中の生活方法によって遊泳亜目と歩行亜目に分類されます。
そして伊勢海老などの歩行亜目に分類されているエビは水底を歩いて生活するため、ほとんど泳ぎません。
また緊急避難時にも泳ぐのではなく、尾を使い飛び跳ねて素早く後方へと回避します。
|
|