何故焼き鮭は日本の朝食の定番なのか?
昨今は食の欧米化で、朝食はパンにソーセージやベーコンエッグという人の方が多いかもしれませんが、ご飯+味噌汁+焼き鮭というのは日本の朝食の定番メニューですよね。
定食屋さんの朝ご飯定食では必ずといっていいほどメニューにあると思います。
しかしなぜ焼き鮭が朝食の定番として選ばれるるようになったのでしょうか。調べてみるとしっかりとした要因があるようです。
脂が少なく淡白な身だから
昔の食生活の習慣として、朝から脂の乗ったものを食べることは敬遠されていたようです。そして脂が少なく淡白な身の鮭は朝食に向いていました。
さらに鮭は入手しやすく、焼くことで余分な脂がとれて健康にも良いということで、自然と朝食の定番になっていったのです。
保存食としても優れた鮭
今でこそ海外からの輸入で、年中出回っている鮭ですが、昔は旬の季節にしか手に入りませんでした。
しかし秋になると沿岸や川で大量の鮭を捕獲し、それを塩鮭にして保存することで、旬以外の季節でも食べられるようになったのです。
低コストで栄養価も高い保存食ということで、食糧資源の乏しい日本では重宝されたのですね。健康志向が高まる今、あなたも朝の食卓に焼き鮭を並べてみては如何でしょうか。
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