鮭の値段の相場について
魚介類の中でも群を抜いて消費量の多い鮭。世界の漁獲量の大半が日本で消費されています。
しかしうなぎのように絶滅の危機が危ぶまれることはなく、国内での養殖だけでなく、稚魚放流や輸入により、流通が安定しています。
漁獲の時期や成熟度で価格が変動
日本で消費されている鮭には、国産と海外産があります。国産は主に北海道や東北地方で水揚げされたもの、海外産はチリ、ノルウェー、オセアニアから北ヨーロッパ、北アメリカなど、世界中から輸入したものです。
白鮭の値段
日本で獲れる鮭のほとんどは「白鮭」と呼ばれるもので、漁獲の時期や成熟度によって見た目や呼び名も変わり、価格も変動します。
知床〜網走付近で11月上旬から中旬にかけて漁獲される脂ののった白鮭は、鮭児(ケイジ)と呼ばれ、高値で取引されます。
ノルウェーサーモンの値段
ノルウェーサーモンの輸出価格の変動を見てみると、ここ10年で(執筆現在2017年)1キロ当たり4ドルから8ドル弱の上下幅があります。
1995年からの10年間は1キロ約4ドル前後の低い水準を見せていましたが、近年は1キロ7ドルを超え8ドルに迫る勢いとなっています。
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