鰹節・かつおだしの塩分が心配・・・[高血圧な方へ]
厚生労働省が定めている成人男性の1日の塩分摂取量は8.0g未満、女性では7.0g未満だとされています。
しかし、日本人の成人男性では平均摂取量が約11.3g、女性で約9.6g摂取しているというのですから、男女ともに塩分の摂り過ぎであるといえます。
では、鰹節・かつおだしに含まれる塩分はどのくらい含まれているというのでしょうか?
高血圧な方にも知っておいていただきたいことがあります。
鰹節は塩分?それともナトリウム?
鰹節自体に含まれるナトリウムは、100gの鰹節からは約3ℓのだし汁を取ることができます。
また、100g辺りの鰹節には130㎎のナトリウムが含まれているそうですが、ここで間違ってはいけないことがあります。
ナトリウムというのは塩分ではなくて、ミネラルであるということです。
鰹節を作る時には、生のカツオを燻って乾燥させたものですが塩は一切加えられていません。
一般的な鰹節では100gの中に含まれているとされる食塩の量は、わずか0.3gほどです。
鰹節はビタミンが豊富なうえにカロリーもそれほど高くない食べ物です。
結論を言うなら、塩分を気にする心配は全く必要ないということになるのです。
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