イワシの内蔵(肝)って食べられるの?食べ方は?
内臓ごと食べられる魚は限られています。
内臓というのは傷みやすく、雑菌も発生しやすいので、大抵の魚の内臓は廃棄すべきです。
しかしサンマやイワシのような、オキアミやプランクトンといった小型のエビや微生物を餌としており、
なおかつ胃腸があまり発達しておらず、糞などが体内にたまらないような魚の場合、内蔵ごと食べることは可能です。
胃腸があまり発達していない魚は、食べたものが体内にとどまる時間が短く、内臓に有害な物質が発生しにくいのです。
ただ内臓には寄生虫が潜んでいることもあるので、しっかりと中まで火を通すことが大切です。
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いわしの内蔵の食べ方
イワシの内蔵を食べる場合、前述したようにしっかり加熱することが前提です。
シンプルに塩焼きで食べても美味しいですが、身ごとつみれ団子にする食べ方もおすすめです。
身、骨、内蔵も、一緒に砕いて団子のように丸めたら、お吸い物や揚げ物、鍋などに利用できます。
食べやすく、味わいに奥行き、深みがあらわれるので、魚が苦手という方にもおすすめです。
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