ブリの養殖について:使用餌・産地・生産量など
ブリは、昔から食べられている、日本人には定番の魚です。
ブリは日本全国で漁獲され舞うが、最近は漁獲量も減ったため、養殖のブリも多く出回るようになりました。
そこで今回は、ブリの養殖について、ご紹介したいと思います。
養殖に使うエサ
ブリは魚をエサとしている魚であるため、養殖のブリについても、アジやサバ、イワシなどの生の魚がエサとして与えられます。
これら以外には、栄養素を補うために、配合飼料と言われる、タンパク質などを含んだ人工的なエサも使用されます。
また、最近では、養殖ブリの独特の臭みを消すために、オリーブを与えたり、スダチを与えることも多いようです。
養殖ブリの生産地
日本の養殖ブリは、鹿児島県、愛媛県、大分県、高知県、長崎県、宮崎県など、九州や四国を中心に生産されています。
静岡や三重などの一部地域での養殖もされていますが、出回っている養殖ブリのほとんどは、九州か四国産です。
養殖ブリの生産量と価格
養殖ブリの生産量のトップ3は、鹿児島県、愛媛県、大分県です。この3件で全国の半分以上のブリを養殖しています。
ブリ類の生産量はおよそ16万トンで、生産量の6割を養殖が占めています。
生産額については、なんと8割以上を養殖が占めています。つまり、平均単価で言うと、天然のブリよりも養殖のブリの方が高いと言うことになります。
いかがでしたでしょうか?ブリの養殖についての現状が詳しくお判り多田桁かと思います。
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