ブリ糸状虫の生態について:害はある?養殖には寄生しない?

ブリ糸状虫の生態について:害はある?養殖には寄生しない?

塩焼きや照り焼き、煮付けなど、さまざまな調理法が楽しめるブリ。

 

なかでも、やっぱり生のまま刺身が一番美味しい、と思われている方も少なくはないでしょう。

 

しかし、生でブリを食べる時に不安になってしまうのが、寄生虫の問題。

 

ブリには、「ブリ糸状虫」という特有の寄生虫が寄生している可能性があります。

 

今回、このブリ糸状虫の生態や人体への害についてなどを紹介していきます。

 

 

長く、大きな寄生虫

ブリ糸状虫は、その名の通り管状の線がとぐろを巻いているような姿です。大きなものになると。

 

50cmを超えるものもあり、寄生虫のなかではかなり大きな部類として知られています。

 

また、ブリの血を吸っていることから見た目が赤いのも特徴です。

 

春先に特に多くなるといわれており、ブリの旬の秋冬シーズンには少なくなるという生態があるようです。

 

また、養殖のブリの場合は、育てられている水質や餌の関係で寄生虫がつかないように育てられています。

 

人体にはさほど影響はない

アニサキスなどの危険な寄生虫とは違って、ブリ糸状虫は人間が口にしたところで、さほど悪影響は無いといわれています。

 

強酸の意で消化されてしまうようで、神経質になりすぎるほどではないといわれています。

 

とはいえ、見た目が良くないために、そういったものを食べてしまったという、ストレスで腹痛を起こすことも考えられます。

 

気になる方の場合、よく洗うなど確認をするか、熱を通していただくことをおすすめしています。

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