鯛(タイ)と健康・安全性

鯛(タイ)の健康効果

鯛(タイ)に含まれる栄養成分や効能のほか、アレルギー・寄生虫・腐敗による食中毒など健康被害対策など、タイと健康に関する情報をまとめています。

日本で定番の祝い魚『鯛』。縁起が良くて味が良いというだけでなく、体にいい栄養成分が豊富に含まれているようです。鯛の効能についてご紹介します。鯛の健康効果とは鯛の魅力といえばやはりあの身の厚さではないでしょうか。あの分厚い身は豊富なタンパク質を含み、私たちの体をつくるエネルギー源となってくれます。タンパク質というのは、臓器や筋肉、皮膚をつくるのに欠かせない栄養素なのですよ。鯛は縄文時代の遺跡からも骨...

百魚の王である鯛とダイエットとの相性について気になるという方が多いようです。一見白身魚でそこまで高カロリーには見えませんが果たして…。鯛のカロリーについて鯛のカロリーは、100gあたり194kcalです。これは魚全体で見ると特別高くもなく低くもなくといった感じです。サバとサケの中間くらいにあたるカロリー量です。特に太りやすい食材というわけでもないので、食べ過ぎでなければそんなに警戒せずとも大丈夫で...

鯛というのは食べられない場所がほとんどない優秀な食材です。目玉も例外ではなく、食べることができます。場所が場所なので抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、目の周りのプルプルした部分は美味しいです。味に関しては勿論好き嫌い分かれますが、「魚は目がうまい!」といい真っ先に目を食べ始める人もいるくらいですので、そこまで悪くはないと思いますよ。ただ鯛を塩焼きにするにせよ煮付けにするにせよ、目玉が真っ白くな...

鯛は食べられない部位がほぼないと言われます。特に鯛アラ(頭・中骨・かま・尾)はコラーゲンがたっぷりで、美容を意識する人には是非食べてもらいたい部分です。コラーゲンの他にも、DHA、カルシウム、ミネラル、ビタミンA、ビタミンB群などなど健康に良い栄養がふんだんに詰まっております。コラーゲンとはコラーゲンには皮膚の弾力や損傷を修復する機能があり、肌の健康維持には欠かせない成分です。しかしコラーゲンは年...

アニサキス被害によるニュースが話題になることが多い昨今、例え最高の縁起物である鯛であっても警戒するのは最もだと思います。アニサキスは海水に済むほとんどの魚に寄生することがあるので、海水魚である鯛に関してももちろん例外ではありません。ただサバやタラなどアニサキス被害が多い魚と比べると、居ることははるかに少ないと思います。なぜならアニサキスが寄生している魚というのは、アニサキスが寄生したイワシを餌にし...

釣った鯛の口の中を確認すると寄生虫タイノエがいるかもしれません。タイノエはウオノエ科に属している寄生虫の一種で、鯛の口の中で見つかるため、「鯛の餌」という意味でタイノエと呼ばれています。(鯛に限らず魚の口の中で見つかることから「ウオノエ」とも。)タイノエの害にあるの?タイノエはグロテスクな見た目をしていますが、アニサキスと違って万が一人間が口にしても害はありません。ただし鯛にとっては害のある存在で...

おめでたい縁起の良い食べ物として知られる鯛ですが、人によっては食べておめでたくないアレルギー症状が出ることもあります。魚アレルギーの原因魚介系でアレルギーというとサケ・マグロ・イワシなど青魚やカニエビなどの甲殻類に多いイメージがあると思いますが魚アレルギーというものがあって、その原因としては魚の筋肉のパルブアルブミンと呼ばれるタンパク質魚の皮に豊富なコラーゲンなどが主因なケースが多いので、魚アレル...

「腐っても鯛」などと言われますが、あくまでこれは鯛の価値の高さを大げさに表現したことわざなので、本当に腐った鯛を食べたら間違いなく食中毒でお腹を壊します(笑)魚による食中毒は時には命の危険にさらされることもあるので、鯛だからといって例外視せず、刺身ならば他の魚と同じくらい鮮度に気を配る必要があるということですね。食中毒の原因保存状態が悪かったり、衛生面の悪い場所で調理したりすることで、食中毒の原因...

鯛は身だけでなく、オスならばその白子も美味として人気があります。この白子焼いたり湯通しして食べるのが一般的ですが、生で食べても大丈夫なのかと心配される方もいます。鯛の白子自体に毒はありませんので、生で食べる=即アウトとはなりませんが、「鮮度」と「寄生虫」という点での懸念は捨てきれません。白子の鮮度について釣れたての鯛の白子を生で食べる分には、鮮度の面では問題ないでしょう。しかし加熱用として売られて...

ごくたまにですが、鯛の切り身が緑色に変色しているときがあります。原因としては2点考えられます。苦玉(にがたま)が原因か一つは「苦玉(にがたま)」と呼ばれる鯛の胆嚢の中の胆汁の色が染みついてしまったことが原因として考えられます。鯛に限らず魚全般に言えることですが、さばくときに苦玉(にがだま)を切ったり潰してしまい、中身の緑色の液体が出てしまうことで、それが身に染みついてしまうことがあるのです。この緑...

縁起の良い魚として知られる鯛ですが、さばくときには少々警戒が必要です。鯛のヒレはなかなか鋭い上、日常では接することがない雑菌がたくさんいますので、刺さるとかなり痛み腫れてしまいます。経験上痛みもなかなか抜けないので厄介です。腫れが悪化しない内に早めの処置をすることが大事です。鯛のヒレが刺さったときの対処法傷口をよく水で洗い流し、消毒をしたらとりあえず様子見です。2~3日たって痛みも腫れも引かないと...

安産祈願で縁起物とされる鯛を食べておこうということもありましょう。しかし妊娠中に食べる食事というのは、赤ちゃんに与える影響が大きい為、ある程度の摂食制限が必要になってきます。メチル水銀の存在特に魚についてはメチル水銀という微量の有害物質を含んでいることが多く、摂食にはデリケートになる必要があります。中でもはマグロ、カジキ、イルカ、クジラといった食物連鎖の上位にいる魚介類については、水銀が高濃度に蓄...

鯛は栄養価が高く、癖の無い上品な味なので、赤ちゃんの離乳食に食べさせたい場合もあるでしょう。しかしまだ十分に身体が出来上がっていないこの時期。本来身体に良いものでも、赤ちゃんには負担になってしまうこともあります。鯛の場合は大丈夫なのでしょか。離乳食初期からOK!白身魚であれば、生後5~6か月頃の離乳食初期から。赤身魚は生後7~8か月頃の離乳食中期から。そして、青魚は生後9~10か月頃の離乳食後期か...

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