妊婦は縁起物の鯛を食べていいのか:刺身は危険?
安産祈願で縁起物とされる鯛を食べておこうということもありましょう。
しかし妊娠中に食べる食事というのは、赤ちゃんに与える影響が大きい為、ある程度の摂食制限が必要になってきます。
メチル水銀の存在
特に魚についてはメチル水銀という微量の有害物質を含んでいることが多く、摂食にはデリケートになる必要があります。
中でもはマグロ、カジキ、イルカ、クジラといった食物連鎖の上位にいる魚介類については、水銀が高濃度に蓄積している可能性があり、避けるべきとされていますね。
妊娠中鯛を食べていいのか
しかし鯛に関しては、ほとんど水銀を含んでおらず、摂取量をあまり気にすることなく食べて良い魚の一つとされています。
厚生労働省の摂取制限の基準に沿うと、1日1人前(約80g)程度なら全く問題ありません。
鯛の刺身について
妊婦は免疫力が低下しており、生魚を食べる事で食中毒になる可能性が普通の人よりも高くなっています。
食中毒を起こすと子宮が収縮してしまい、最悪の場合流産してしまうケースもあるので注意が必要です。
鯛は水銀の心配はあまりしなくて良いのですが、出来るだけ刺身ではなく火を通して食べることが望ましいといえるでしょう。
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