鯛の白子を生で食べるのは危険?

鯛の白子を生で食べるのは危険?

鯛は身だけでなく、オスならばその白子も美味として人気があります。この白子焼いたり湯通しして食べるのが一般的ですが、生で食べても大丈夫なのかと心配される方もいます。

 

鯛の白子自体に毒はありませんので、生で食べる=即アウトとはなりませんが、「鮮度」と「寄生虫」という点での懸念は捨てきれません。

 

 

白子の鮮度について

釣れたての鯛の白子を生で食べる分には、鮮度の面では問題ないでしょう。しかし加熱用として売られている白子に関しては、大半が鮮度を保証されていないものなので、必ず火を通して食べるべきでしょう。

 

白子の寄生虫について

また鯛の白子でも生食する場合、少なからずアニサキスによるリスクはあります。アニサキスは基本的に腹部付近の内臓や筋肉周辺に寄生しており、白子にも穿孔している可能性は十分あります。その為白子を生食する、もしくは加熱不十分で食べた場合、被害が出ないと断言することはできません。

 

 

以上の2点がありますので、やはり安心して食べる為には、焼くなり揚げるなりしてしっかり熱を通した方がいいのではないかと思います。

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