腐ったり死んでるサザエの見分け方は?
サザエは生きたまま売られていることが多い食材ですが、腐ったり死んだりしているサザエは、どのようにして見分けたら良いのでしょうか。
「足が速い」サザエ
海で獲れたサザエを良い状態で生かしておくためには、獲れた海にできるだけ似た環境で保管するのが望ましいですが、これはなかなか困難なことです。
特に真夏や真冬などには、運送・保管時に適切な温度管理をしないと、サザエが死んで腐ってしまうことがあります。
サザエなどの貝類は「足が速い」(=腐りやすい)食材と言われています。
蓋がしっかり閉じているものを選ぶ
水槽などの中で保管されているサザエで、元気良く動き回っているものがいたら、良い状態のサザエと言えるでしょう。
ただし、サザエは夜行性の貝類であるため、動き回っているサザエを見る機会はあまりないかもしれません。
じっとしているサザエについては、手に取ってみて、蓋がしっかりと閉まっていたり、触った時に強く閉じようとしたりするものは、活きが良いと言えるでしょう。
水槽などから出して店先に並べられているものについても同様です。
だらしなく蓋が開いているサザエは、死んでいる可能性が高いと言えます。
死んですぐのものであれば食べることはできますが、特に腐りやすい肝の部分は廃棄し、身や貝柱の部分をよく洗って、十分加熱したうえで食べた方が良いでしょう。
嫌な臭いがするものなどは避ける
磯の香りではなく、嫌な臭いがするものがあったら、たとえ蓋が閉まっているサザエであっても避けましょう。
上述のとおり、サザエなどの貝類は足が速いので、腐っているおそれがあります。貝殻の中から黒っぽい汁が出ているものも、腐っているおそれがあるので避けてください。
サザエの扱いに慣れた、信頼のおけるお魚屋さんで購入することも大事です。食あたりしないよう十分に注意し、新鮮なものを美味しくいただきましょう。
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