冷凍鮭の切り身の解凍方法と焼き方
鮭は様々な調理法に合う使い勝手の良い食材です。まとめて買って冷凍保存しているという方も多いのではないでしょうか。
しかし冷凍した鮭の切り身を焼いて食べようとすると、解凍したときにべちゃべちゃしたり、焼いたときにパサパサしたりすることはないでしょうか。
ここではそんな失敗を防ぐ為の解凍方法と美味しく焼くポイントをご紹介します。
冷凍鮭の解凍方法
まず常温で自然に解凍する方法は、雑菌が繁殖するおそれがあるなど衛生面で問題があり、お勧めできません。そこで以下の解凍方法のメリットやデメリットをふまえ、状況に応じていずれかを選んでいただくのが良いと思います。
冷蔵庫での自然解凍
冷蔵庫の冷凍室から冷蔵室に移し、数時間かけて自然に解凍する方法です。解凍機能がある冷蔵庫なら、その機能を使うと良いでしょう。常温解凍よりも、雑菌繁殖を抑えられるメリットがある一方、他の方法より時間がかかるデメリットがあります。
氷水に浸して解凍
切り身を入れたビニール袋を氷水に浸して解凍する方法です。うまく行うと組織の損傷を最小限に抑え、うまみや栄養成分を逃さないメリットがある一方、時間がかかり、また、室温が上昇する夏場などには氷水の維持が難しいデメリットがあります。
流水にさらして解凍
切り身を入れたビニール袋を流水にさらして解凍する方法です。他の方法より比較的早く自然に解凍できるメリットがある一方、絶えず水を流す必要があるというデメリットがあります。
電子レンジによる解凍
電子レンジの解凍機能を使った解凍方法です。時間の無いときに手早く解凍できるメリットがある一方、解凍ムラができたり、変色したりすることがあるデメリットがあります。
美味しく焼くポイント
うまく解凍できたら、あとは普通の生鮭を焼く時と同じように焼くだけです。直火焼き、蒸し焼きなど、あとはお好みの方法で焼いてください。
いずれの焼き方を選ぶ場合でも、解凍したときに出た鮭の切り身の水分をよく拭き取っておくことが、ふっくら美味しく焼き上げるポイントです。
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