カニの殻にも栄養成分が?
冬になると本格的な旬を迎えるカニ。日本人が大好きな食材でもありますよね。
料理法も色々あり、毎日でも食べたいくらいです。
そんなカニですが、身だけではなく、殻にも栄養があることをご存知でしょうか。
カニの殻にはどんな栄養が含まれている?
カニの殻に含まれている栄養成分として代表的なのは、キチンやキトサンといった、キチン質がたくさん含まれています。
キチン質は、免疫力を高めて、人間の自然治癒力を強化する作用があります。
そのため、血圧を下げたり、血中コレステロールを下げる作用も確認されています。
さらには、がんやアレルギー疾患、糖尿病などの、生活習慣病、さらに白内障や神経痛にまで効果があると言われています。
カニの殻に含まれる栄養素でもう一つ重要なのが、アスタキサンチンというカロチンです。
アスタキサンチンは、強い抗酸化作用を持ち、体の老化を抑えることができます。
アスタキサンチンは体内では、ビタミンAに変化し、動脈硬化や、がんの予防にもなると言われています。
さらに、カニの甲羅には、カルシウムも豊富に含まれているため、骨粗鬆症の予防などにも良いでしょう。
カニの殻の料理法
基本的には、ダシを取るのが良いでしょう。
脱皮したての柔らかいカニや、沢ガニなど、殻ごと食べられるものは、そのまま食べるとさらにたくさんの栄養を摂取できます。
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