ズワイガニの甲羅の黒い点はなに?
冬になるとズワイガニの季節がやってきます。
特に日本海側で取れたズワイガニは各地でブランドになっており、冬の味覚の大様ともいえる存在です。
そんなズワイガニの甲羅に、黒い点がついているのをご存知でしょうか。今回は、ズワイガニの黒い点の正体を解説します。
ズワイガニの甲羅についている黒い点の正体は?
ズワイガニの甲羅には良く黒い粒のようなものがついていますよね。
中には、この粒がたくさんついていた方が美味しいカニだなんていう人もいたりします。
では、このカニについている黒い粒の正体は何なのでしょうか。
この黒い粒の正体は、カニに寄生する「カニビル」と呼ばれる寄生虫の卵です。
カニビルはカニの甲羅や足い卵を産み付けて繁殖しますが、成虫になってからカニに寄生することはありません。
カニビルの卵がたくさん付着しているものは、カニが脱皮してから時間が経っているため、身の詰まった美味しいカニだと言われていたりもしますが、真相は定かではありません。
人への影響は?
カニビルは成長するとカニから離れていくので、人体には無害です。
カニはあくまで、卵を産み付ける場所として利用されているだけです。
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